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山の子

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2010年 09月 24日

その26 <コナラの花 クヌギの花>

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                                          つづく






ばあちゃんや青子に対してプンスカ怒ったけれども
コナラだって、コナラの花やクヌギの花の香りを知らないのにね。



と言いつつ、私も、コナラやクヌギの花の香りを知りません。
それどころか、
コナラの花、クヌギの花を、実際に見たことも、まだありません。
お借りしている里山は、コナラやクヌギの樹だらけ。
秋になれば、あたり一面、それらの落ち葉が敷き詰められると言うのに。
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思うに、コナラもクヌギも大木すぎるのです。
↓の写真の真ん中あたりに写っている、紅葉した大きな樹がクヌギですが、
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山中のコナラやクヌギが、こんな感じで高くそびえ立ち、梢も葉も、はるか頭の上。
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花も、葉っぱも、実も、まったく視界に入って来ないまま、芽吹いたり、紅葉したり、ドングリが大きく育ったり・・・
しながら、もう7年が過ぎてしまいました。
7年も山に通っていて、コナラやクヌギの花を見たことが無い!
という事実に、これを書きながらガクゼンとするばかりです。



山の持ち主マスターTさんの奥さんにお聞きしたところ
50年前、まだ薪や炭がおおいに燃料として使われていた時代には、
15年から20年に一度、杣師(そまし)がやって来て、山からコナラやクヌギを伐り出して行ったと言います。
切り株から出た「ひこばえ」が、ある程度大きく育ったら伐る、
育ったら伐る、
を繰り返していたその頃なら
山のコナラやクヌギは、こんなに大木になることも無く、
芽吹きも、開花も、目の高さで見ることが出来たのじゃないかな?
と思うのですが。

なので、ばーちゃんは若い頃、山でコナラやクヌギの花をよく目にしていたのではないかと思います。
ただ、
・・・・・・・・香りは、どうでしょうねぇ・・・・・・・・?
図鑑で見る限り、コナラの花もクヌギの花も、かなり地味。
わざわざ香りをかぎに近寄るかどうか・・・・・・・・。
栗のように、開花時に木の下を通れば匂いに気づくくらい香りを発散させていたら、
近寄って香りをかぐかもしれませんが、
そうじゃなきゃ、多分、花が咲いているのを見ても香りまで気にしません。

でも、私は知りたいなぁ。



コナラもクヌギも、花の季節が終われば、長い花穂が地面にパラパラと落ちているはずなのですが、
今だ、それに気づいたことが無いというのは
私の注意力不足もおおいに関係あるでしょうが、
おそらく、その時期には、地面が雑草にボーボーと覆われてしまっているのでしょう。



と言うわけで、
あれやこれやの条件が重なり、いまだに図鑑でしか知らないコナラの花、クヌギの花。

里山の主役とも言うべき樹に対して、こんなんで良いのかしらと思うのですが
コナラやクヌギが注目されるのは、やっぱり、落ち葉やドングリ。
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クチナシの花は知ってるけど、葉っぱはどんなんだったっけ???みたいなものでもあるのでしょう。
                                                (言い訳~~~~~~~~)

でも、来年の春こそは、実物をアップで見たいコナラの花、クヌギの花。
手ごろな高さの木が、見つかれば良いのですが。






        このブログ上の漫画、写真、文章の著作権は、すべて高橋はるのにあります。

by t-haruno-2 | 2010-09-24 20:17


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