山の子

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2010年 10月 29日

その27 <また、来年。>

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                                          つづく






今年の我が里山は、柿がさっぱり採れませんでした。
8月の終わりまでは、どの柿の木も、青々とした実をビッシリと枝にならせ、重たそうなほどだっだのですが、
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10月の初めには鳥につつかれ、残ったのはヘタのみ。すべての木で。
これまでも、鳥とは柿を奪い合ってきましたが、何個かは我々の口に入ったものです。
それが、今年は全部持って行かれてしまい、
こんなことは初めてで、
まぁ、里山の柿は我々が植えたものではなく、マスターTさんやマスターTさんの御両親が植えられたものだし、
どうしても食べたければ人間には「買う」という手だってあるのだし、
怒らなくてもいいのでしょうけど、
さすがにガッカリしました。
山のものの旬は、年に一度。
収穫できるのは、ほんの数週間のことですから。

でもまぁ仕方が無い。また来年。
来年こそは!



普段の生活の中で1年先のことを考えると、あまりにも遠く長く、しんどくなることが多いですが、
こと自然の実りに関しては、遠くても長くてもワクワクしてしまいます。
栗の季節が終わった瞬間、
「来年は、採れたら何を作ろうか。きんとんにしようか。今年ちょっと失敗した渋皮煮を、もう一度作ってみようか」
と考えるだけで、1年先にポッと希望の灯がともるような気がします。

もちろん、家庭菜園でも同じ。
上手く出来た作物なら
「来年、もっと工夫すれば、もっとたくさん収穫できるかも」
と、1年先の豊作に胸が高鳴りますし、
大失敗作を前にすればしたで、
「来年は、別の新しい作物を作ってみよう。何がいいかしら」
とさっさと気持ちを切り替えて、野菜作りの指南書を眺め、ワクワクしている。

遠い先の実りを考えた時、感じるのは楽しさだけです。本当に不思議なものです。
プロの農家じゃないから、気楽に楽しんでいられるのでしょうけれど。



ところで我が家のベランダ菜園では、
今、秋田の親戚からもらった唐辛子・鬼あきた(仮称)が大変なことになっています。
品種もわからず、勝手に「鬼あきた」と仮の名前をつけて育て出した、この唐辛子。
7月に10個くらい実をつけて、赤くなり、
その後、
それらを収穫しちゃったら、パタッと実がつかなくなってしまった。
小さなプランターにもかかわらず、どんどんどんどん枝を伸ばして、怖いくらいに成長し
花も数え切れないくらいつけるのだけれども、
結実しないでパラパラと花は落ちるばかり・・・。

プランターが小さいから栄養が足りないのかしら・・・
と、こまめに追肥しても、自体は好転せず。
それでもどんどんどんどん枝は伸び続けるので、
思い切って3分の1くらいに「切り戻し」をしたのが9月の終わりのこと。
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高温の秋とは言え、もう日も短くなって来てるし、切り戻しは遅すぎるやろ~~~
と、手は打ってみたものの、あきらめムードで見守っていた我が家。
なのですが・・・・・・・・
それが。


切り戻しから、グイグイとまた枝葉を伸ばした鬼あきた(仮称)。
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そして、ものすごい勢いで結実しています。今回は。
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どの実もちょっと細いですが、長さは充分。
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いったい何が良かったのか。
大胆な切り戻しが、鬼あきたに活を入れたのか。
もう秋なので、ベランダに来る虫も少ないだろうと、こまめに綿棒で受粉させたのが効いたのか。
「結局は、これくらいの気温(最低気温15℃、最高気温25℃)が、一番好きだったんと違うかのー。
秋田育ちなんやし」
という夫の言葉のとおりなのか。
(つまり、今年の盛夏が暑すぎた?)

ともあれ、サッパリわけはわかりませんが、このまますべての実が赤く熟せば
「栽培大成功!」
と言っても良いだろう鬼あきた。
・・・その赤く熟すまでが、最後の難関なのですけれどね。もう11月になるし。
明日、台風が来るかもしれないし・・・。

それでも、最後にこれほど実をつけてくれたなら
「来年、もっと上手に育ててみよう!!!」
と希望もわくというものです。
正直、次は、もうごく普通の鷹の爪を育てようって思っていたところですから。

というわけで、まだ今年の収穫も終わっていないというのに、来年の栽培を考えてワクワクし始めている。

実りというのは、不思議な力を与えてくれるものだなぁ
とつくづく思う毎日です。






        このブログ上の漫画、写真、文章の著作権は、すべて高橋はるのにあります。
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by t-haruno-2 | 2010-10-29 15:59


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