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山の子

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2009年 03月 11日

その4 <ばあちゃんの干し柿>

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                                               つづく






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   私が山をお借りしている農林家Tさんの敷地内には、それはそれはたくさんの柿の木があります。
   棚田の畦の、こちらに1本、あちらにも1本。
   甘い柿もあれば、渋柿も。
   それも、いろんな品種の柿の木が植えられています。
   お饅頭やカステラなど、菓子類が、特別な日の食べ物だった昔、
   これらの柿は、それはそれは貴重な甘味だったのに違いありません。
   
   Tさんからは、こんなお話もお聞きしたことがあります。
   食べ物がいよいよ不足していた、第二次世界大戦のあと、
   Tさん宅の柿は、大変に良く売れたのだそう。
   それも、1個、2個といった単位で売れるのではなくて
   「この木1本、丸ごと」
   と言って、買って行く人がいたのだとか。
   
   それくらい、柿は美味しい美味しいものだったのだと思います。
   
   食べ物が豊富になって、
   今は、あちこちの里山で、
   採る人もなく、成ったまま、ただただ熟していく柿をたくさん見かけます。
   生で食べるのはもちろん、
   干せば、とびきりの甘味になるのに、
   もったいないなぁ、と思います。
   
   干し柿って、子供達には、きっと嬉しい甘さ。
   しかも、ケーキやクッキーと違って、バターや生クリームなどの油脂類は入ってないし
   もちろん、添加物も無し。
   作り方はいたって簡単。皮をむいて、煮沸消毒して干すだけ。
   
   この秋、手作りおやつにいかがでしょうか?干し柿。
   ご実家の庭に、田んぼの畦に、生えていませんか?
   柿の木が。
   





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by t-haruno-2 | 2009-03-11 19:55


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