<   2011年 07月 ( 1 )   > この月の画像一覧


2011年 07月 19日

その34 <untitled>

a0119520_15315623.jpg


a0119520_15321095.jpg


a0119520_14183773.jpg


a0119520_1532521.jpg




a0119520_1533490.jpg

                                       つづく





a0119520_19294056.jpg

20年ほど前、
ほんの一時期でしたが、原発反対の署名を集めていたことがありました。
友人の知り合いに頼まれたのだったか
どういういきさつで協力することになったのか、今となっては思い出せないのですが
郵便で署名用紙が送られてくるたびに、
自分の知人に協力してもらって、反対署名を集めていました。

・・・・・・・しかし、それは、ごく短期間で終わります。

署名用紙が、2週間に1度くらいと、たいへんにひんぱんに送られてきて
知人に署名の協力を頼むのに疲れてしまったからです。
活動をされていた方達は、
色んな所へ署名を送るべく、熱心に郵送していたわけですが、
情けないことに私がついて行けませんでした・・・・・。

それともうひとつ。

これは、いくら署名を集めても原発を推し進めたい政府や権力者は、まったく動かないのではないか
と、うっすらと感じたこと。
色んな原発反対団体から持ち込まれる、大量の反対署名の束を前にしても
形だけは慇懃無礼に受け取りながら
彼らは、それをまったく無視し続けるのではないか
と感じてしまったこと。
国は、もう原発推進で行くと決まっており、それによって恩恵を受ける権力者が多々おり、
権力を持たない市民がどう動いたところで、何ひとつ変えることは出来ないのではないか
と。

これが、反対署名を集められなくなったもうひとつの原因でした。





署名を集めるのを止めてしまって以降は、原発について考えたくないのが本音で
原発に関することからは目をそらし続けてきた私です。

大手全国新聞に、「原発は安全でクリーンなエネルギー」という大々的な広告が載るようになっても
「・・・・・もういいや・・・・・」
とただただ投げやりでした。
思考を停止してしまっていました。





・・・・・そうしていると、人間、どんどんどんどん鈍感になって行くものですね。

政府が進めるオール電化の生活が、次第に安全なものに思えて来る。

結果、
私の両親や夫の両親が、台所の調理器具をガスからIHクッキングヒーターに変えた時
私は、ホッとしていたのです。
「これで安心」
なんて。

それどころか、
昨年(2010年)、
ものすごい酷暑に苦しめられた夏、
ガス調理器の火で蒸し風呂のようになる台所のあまりの暑さに、
夫ともども
「いっそ、IH調理器に変えようか」
などと話し合ってしまった。
エアコンを使わない以上、調理の際の熱が少しでも少ない方が楽。
ガスより電気の方がマシなんじゃないか?
と考えたわけですが
今となっては、自分達のどこかが狂っていたとしか思えません。
「いったい我々は何を考えていたんだろうか・・・・・?」
と、夫と顔を見合わせるばかりの最近です・・・・・。





私が原発の問題から目をそらし続けて来た結果が、今のこの国です。

今や54基の原発を抱え
それらの維持管理だけでも膨大なお金がかかり、
また、廃炉にするにも、巨額な費用と長い長い時間を必要とする。
そして、いったん事故が起これば、その被害の大きさは・・・・・。

こんなものを、次の世代に残してしまった。

国の借金を次世代に押し付けるのは、ひどいことですが
原発はそれの比ではありません。





大きな権力が、市民の声を無視し続けると、市民の方で声をあげる気力を無くす。

今回、私が骨身にしみたことです。

気力を無くしてはいけない。
細々とでも、声をあげ続けなければ
と今は思います。





     このブログ上の漫画、写真、文章の著作権は、すべて高橋はるのにあります。
     無断での転載、転用は、ご遠慮願います。
     リンクはフリーです。

[PR]

by t-haruno-2 | 2011-07-19 15:46 | Comments(8)