山の子

tharuno2.exblog.jp
ブログトップ

<   2012年 04月 ( 1 )   > この月の画像一覧


2012年 04月 23日

その41 <ヤブカンゾウを食べなくっちゃ!>

a0119520_13465365.jpg


a0119520_13471585.jpg


a0119520_13473217.jpg




a0119520_13474745.jpg




a0119520_1348611.jpg


a0119520_13482121.jpg


a0119520_15515071.jpg

                             つづく






      <ヤブカンゾウのおひたし>
a0119520_13523824.jpg

      材料 : ヤブカンゾウの新芽 好きなだけ
           しょう油または魚醤 好きなだけ
           かつお節、すりゴマ 好きなだけ

      ヤブカンゾウの新芽をきれいに洗う。

      鍋にお湯をわかし、ヤブカンゾウをさっとゆでる。(15~20秒もゆでれば充分)

      ヤブカンゾウをザルにあげて冷まし、水気を絞って食べやすい長さに切る。

      ボウルにヤブカンゾウを入れ、しょう油か魚醤を好みの量かけて和える。

      かつお節とすりゴマを加えて、さらに和える。

      





      <ヤブカンゾウの蕾の食べ方>
a0119520_14563615.jpg

      ヤブカンゾウの蕾を枝から切り離し、水洗いする。
a0119520_14574387.jpg

      5分ほど蒸すか、2分くらいゆでる。(蒸した方が、歯ごたえが残って美味しい)
a0119520_14584098.jpg

      グリーンアスパラガスに似た食感と風味で、際立ったクセは無いので、
      蒸したりゆでたりしたものは、サラダ、炒め物、煮物など何にでも使えて便利。

      また、蒸したものを天日干しすると、金針菜という中華食材となる。







タラの芽やフキノトウ、ウドなどが栽培されて、春先、スーパーの棚に当たり前のように並び出したのは
もう10年以上前になるでしょうか。
栽培されたものは「山菜」ではなく「野菜」と呼ぶべきでしょうが
それら栽培タラの芽などのおかげで、山菜が身近になったのか
自然食品店や、産直市場で、ここ数年「ツクシ」や「ワラビ」の姿が見られるようになってきました。
もちろん、栽培ものではなく、ちょっと摘んで来ましたという風情の品。

正直、
パックに入ったツクシを初めて見た時は
「・・・・・・・・・・・・こういうものは、買うものではなく、探しに行って採って来るものでしょうに」
と怒りの気持ちがわいて来たのですが
毎年、里山で採りきれないほどの山菜を目にしているうちに、考えが変わって来ました。

長く出続けるフキは別として
山菜の旬は、せいぜい2~3週間。
ちょっと長めのワラビでも、1ヵ月半くらい。
そんな短い間だけしか採れないものが、採りきれないくらいあるのなら、売るのも良いんじゃないの?
そもそも、人が山の手入れをして生えるようになった山菜なんだから。

そう、私が売る立場なら、
頑張って汗水流して山の手入れをした結果、
ワラビやゼンマイが生えるようになり、
それを商品にして出荷できたら、嬉しい。なんだか誇らしい気がします。
ひとパック150円のツクシが5パック売れたって、すごい収益になるわけじゃないけれども
手入れの成果として得た商品なんですから
出荷するのも楽しいんじゃないかな、と。



お借りしていた里山で、ヤブカンゾウは、最初、ある場所でたった一輪見かけただけでした。
爆発的に増え、そこらじゅうがヤブカンゾウだらけになっている
と気がついたのは、7年経った頃でしょうか。
a0119520_1515211.jpg

山の手入れが進むうちに、ジワジワと繁殖域を広げていた彼らが
ある時期にワーーーーーーッと勢力を拡大したのでしょうね。



漫画にも描いたとおり、ヤブカンゾウの新芽はクセがなく、下ごしらえもいらず
本当に使い勝手の良い山菜です。
わずかなぬめりがあるので、ワケギの好きな方ならきっとやみつきになるのではないでしょうか。

蕾もまた、クセが少なく、色んな料理に応用できます。

クセの無い山菜なんて物足りない?
いやでも、タラの芽を3日食べ続けるわけにはいきませんけれども
ヤブカンゾウの新芽なら、3週間でもOKです。

採っても採っても逆に増えて来るほど生えて来る彼らのこと、旬の終わり頃には、青子のように
見るのもウンザリ
となって来ますが
良くしたもので、その頃には新芽の食べ頃は終わります。
グーーーーーーンと背が高くなり、彼らは「食材」ではなく、ただの「草」と化す。

また来年。

そうして1年経つと、ウンザリしたのもスッカリ忘れて初物が待ち遠しくなっているというものです。
山の恵みって、なんて素晴らしいんだろう。






      このブログ上の漫画、写真、文章の著作権は、すべて高橋はるのにあります。
      無断での転載、転用はご遠慮願います。
      なお、リンクはフリーです。

[PR]

by t-haruno-2 | 2012-04-23 15:14